Googleが提供するスマートフォン向けアプリ、ストリートビューはユーザ自身がストリートビューを作成することができるツールです。

半年ほど前まではPhoto Sphere という名前のアプリとしてリリースされていました。RICHO THETAなどの全天球型カメラを持っていなくとも、このアプリをつかってインタラクティブな360°パノラマ写真を簡単に作成することができ、衝撃的を受けました。それが、現在のストリートビューでは、このストリートビューをVR(ヴァーチャル・リアリティ)体験できるようパワーアップされています。

以前の記事でも書きましたが、Google I/O2014で登場したCardboardは、ダンボールのゴーグルに組み込んで、自分のスマホでVR体験ができると話題になりました。日本語版はAndoroidアプリはありましたが、iPhoneアプリとしてリリースされたのつい最近(10月上旬)です。それから矢継ぎ早にストリートビュー連動でVR体験機能、とGoogleのスピード感に驚くばかりです。

段ボール製ゴーグル
VR体験用ダンボール製ゴーグル

スマホアプリのストリートビューでVRを楽しむ

ストリートビューでVRを体験するのは簡単です。

まずダンボールゴーグルを入手します。amazonでは1000円程度で購入できますし、自作もできます

スマートフォンにストリートビューをインストールします。ストリートビューにはすでに世界各地の美しい景観をもつスポットがたくさん用意されています。

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世界各地の景観スポット

今回はその中のひとつから、サンゴ礁を選んでみました。すでにここで海中散歩ができるようストリートビューが機能していますが、右上に出てくるCardboardアイコンをタップするとビューア(ゴーグル)にスマートフォンを装着するよう指示画面が表示されます。

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ゴーグルのアイコンをタップ
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スマートフォンをゴーグルに装着を促す指示
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海中散歩が3Dで楽しめる

また、自分で作成した360°パノラマ写真も自動的に3Dに変換し、Cardboard用ゴーグルでVR体験を楽しめるようになっています。すごい!

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自分で撮影したスポット
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自動的にVR体験ができるよう変換してくれる

これなら、生徒全員を連れていくことはできなくとも、先生が現地に訪問した際にとっておいて、オリジナルのコンテンツをつくって教室で体験させることはできそうです。

これまで授業では地理を教えるときに、教科書での文字ベースの説明から地図、白黒の写真、カラー写真の資料、電子黒板やプロジェクタを使った大画面での視聴と、より学習者がリアルに捉えられるような教材提示方法が開発されてきました。VRゴーグルは個々の学習者によりリッチな体験を提供できるようなツールとして、これからどんどん利用されることを期待したいです。