WISE(World Innovation Summit for Education)CONNECTING EDUCATION TO THE REAL WORLD.と題した、教育に関する2015年の調査結果を公表しました。全世界149カ国の教師や学生、卒業生、教育方針策定者など合計1550人からの回答を集計したものです。

「自国の教育システムに満足していますか?」という質問に対し、4分の3は自国の満足していないと回答。34%が10年前に比べ改善はしているが、29%は悪くなっていると回答。

大学教育において現実社会との接続が欠如している点が主な課題。

  • 大学生の仕事での成功に寄与していると回答したのは半数以下。
  • 10人に7人はそれを大学の責任でやるべきだと回答。しかし、対応していると回答したのは39%。
  • 62%が仕事現場やインターンシップの機会の欠如していることが一番の課題で、現実社会とつながった形で大学生が学ぶことが就業準備として最適だと答えている。

初等中等教育段階の教員の質が主な課題。

専門性を持った教員養成とテクノロジーを利用を支持が大多数。学校と社会とのコラボレーションも同様。

  • 教育の中の課題としてあげた8項目の中で60%が教員の質が課題と答えた。
  • 59%は教員の尊厳や価値が適切な処遇を受けていないとも指摘している。
  • 78%が自国の教育システムの向上に、学校でのテクノロジー改善よりも賃金上昇など教員待遇をよくすることを上げている。
  • しかし、テクノロジーが学校教育に不要と言っているわけではない。82%は教育困難地域でテクノロジーが教育改善をし、74%は生徒によい学びを提供すると回答している。