来週から2学期が始まります。昨日からiPadメンテナンス作業をはじめましたが、アップデート作業時に10枚がクラッシュ、エラーが3種類出たので記録として残しておきます。
作業としてはiPad Air2 42枚に、
- iOS9.3⇒iOS9.3.5にアップデートする
- インストールしているアプリのアップデート(22個)をする
という作業です。Apple Configurator2を使ってエルゴトロンに入れたiPad Airをアップデートしていきます。過去の経験からも、MDMを使わずiPadのOSおよびAppのアップデートは結構時間がかかります。
今回のアップデート作業中に「予期せぬエラーが起こりました」の表示が出て10枚のiPad Air2がクラッシュしてしました。こういうこともあるのですね。iPadの画面には、「iTunesとつなげろ」と表示が出ている状態です。
この状態になるとiOSインストールとプロファイルおよびAppのインストールを一からやり直す作業、つまり「復元」が必要になります。復元作業を始めてからは、3つのエラーメッセージが表示されていたので、それに基づいて対処をしました。
ケース1:エラーコード11
まず、このエラーメッセージは1回目の復元作業がうまく行かなかったので、もう一度やれ、というもの。指示の通りもう一度復元作業をして監視対象マシンに戻すことができました。
この後、プロファイルとアプリのブループリントを適用して復元完了でした。
ケース2:エラーコード3914
最新のiTuneにしなさい、とありますが、すでになっているので原因が不明でした。
ケース3:エラーコード104
このエラーメッセージの理由はわからず(サポートページに載っていない)。
ということで2枚が困ったちゃんになりましたが、いろいろやっているうちにMBAのWifi接続が安定していないことに気づきました。本校のWifiがG接続になっており、Gだとうまく接続できないようでAに切り替えて、復元作業を再開すると問題なく完了することができました。
これも、後処理で、プロファイルとAppを適用して完了でした。
仕事量も記録しておきましょう。
昨日(土)は、10〜16時。別の仕事をやりながら10枚ずつアップデート。20〜30枚目をかけっぱなしで退勤。
本日(日)は、13時半〜17時(イマココ)。残り12枚のアップデート作業。
今回の作業で、Wifiの環境もiPadのメンテに大きく関連するのだとわかりました。しかし、MDMを導入したらもっと作業時間的には楽になるのかもしれませんが、100枚程度ではコスト面から見て、やっぱりApple Configuratorで管理するのがやっぱり妥当かなとも思います。
ただ、そうは言っても、Apple Configurator単体でやる場合、このくらいの作業時間は見ないといけないということは同じ環境で運用する方の参考にはなるかと思います。
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