2月22日(日)の東京マラソン2015が終了して一ヶ月が過ぎました。これまでのマラソン大会ではタイムを計測するためのランナーズチップはゴール後、回収されましたが、東京マラソンではそのままお持ち帰りだったので、思い切って中身を見てみることにしました。

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これはRSタグといって、シューズの紐の部分にビニールタイで取り付けます。外側はプラスチック板2枚をあわせて丈夫につくられています。まずカッターで一部を切り、折り曲げました。コイルが見えます。

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次に中央部に切れ目を入れるとチップが出てきました。

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RSタグの構造はICカード(非接触型)と同じです。10キロとかの計測ポイントの通過するときに敷かれているゴムマットがリーダーとなっていて、通過するときに時間が記録されるのです。

ランナーズチップには

  • RCチップ(ランナーズチャンピオンチップ)
  • RSタグ(ランナーズスポータグ)
  • RTタグ(ランナーズトルソータグ)

とありますが、最近出場した大会では、チャンピオンチップやRTタグ(ゼッケンの裏に貼り付けられている)は見なくなっています。取り扱いが楽なRSタグが主流になっていくのでしょうか。

マラソン大会もICチップ方式となり、格段に処理がはやくなり、大人数の参加でも対応できるようになってきたのですね。