Google Classroomは昨年夏にローンチされ、その後、スマートフォンアプリがでたり、アーカイブ機能が搭載されたり、少しづつ機能が充実してきました。6月30日にはGoogle Share Buttonという機能が追加されました。

これは、外部サイトのウェブページにGoogle Classroomのストリームにリンクを張って、課題をその場で書き込み投稿できるボタンです。公式ブログには、以下のサイトがShare Buttonを採用していると紹介されています。

ほか、GeogebraもClassroom Share Buttonに対応していたのを発見したので、それでShare Buttonを使ったGoogle Classroomへの投稿の仕方を紹介します。

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教材の個別ページに行くと、+ Add to GeoGebraBook、ダウンロード、埋め込む、共有のメニューがあるので、共有をクリック。

facebookやTwitterなどのソーシャルアイコンに混じってClassroom Share Buttonのアイコンもあります。それをクリックするとウィンドウがポップアップ。

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ここでは、自分の開設しているどのClassroomに登録するか選択し、「お知らせ」か「課題」のどちらかを指定します。

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課題設定ウィンドウで「課題のタイトル」「課題の説明(省略可)」「期限」を設定して課題を作成します。

実際にClassroomのストリームには上のように課題が表示されます。赤枠の部分をクリックするとGeoGebraの課題ページヘとジャンプします。

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Google Share Buttonがなくても、従来のやり方でURLをコピーして課題を掲載することもできるのですが、ボタン一発で簡単に外部サイトのリソースをストリームに取り込めるようになったのは やはり便利です。

Google Share Buttonを掲載しているサイトは、まだ多くないですが、徐々に増えてくるのではないでしょうか。日本ではGoogle Apps for Educationの利用が多くはないので、利用されるかは微妙なところです。

プラス、オンラインで利用できる学習リソースは、日本語のものに比べ、英語圏のものがはるかに多いという印象があるので、英語圏の学校では、割と使い勝手がよい機能として重宝されるのではないでしょうか。